敷くだけフローリングQ&A

素材について

既存の床と無垢材の間にカビがはえませんか?

:合板やピータイル、クッションフロア、畳の上に敷いても、よほど特別な環境でない限り、カビははえません。無垢のスギ・ヒノキは調湿作用に優れているため、湿度が高いときは湿気を吸収し、湿度が低いときは湿気を放出します。湿気がたまりがちな押し入れなどに敷くのもオススメです。

スギとヒノキの違いは?

:スギは丸太の中央部の「赤身」と外側の「白太」のコントラストがあり、敷き詰めると色調が混ざって味わい深い印象です。経年変化で徐々に色味が濃くなっていきます。木目が広く、肌触りがやわらかで温か。その分、傷つきやすいのですが、床が暮らしの記憶を刻んでいきます。
ヒノキは初めのうちは薄桃色がかった黄色の明るい色調で、だんだん飴色に近づいていきます。木目が詰んでいるためきめ細かく、すべすべした肌触りです。爽やかな芳香が特徴です。

スギもヒノキも断熱・調湿・消臭作用があります。

:オイルやワックスなどは塗ってありますか?
自分で塗ることはできますか?

:『敷くだけフローリング』は無塗装、無垢のまま。赤ちゃんがはいはいしても舐めても安心ですし、住まいから化学物質を遠ざけたいと考えていらっしゃる方にもオススメです。
お好みで蜜蝋や植物性オイルを塗ることもできますが、無垢のままお使いになると、スギ・ヒノキの感触や、調湿作用を最大限に享受できます。

敷くだけフローリングの特性について

他社の無垢フローリングとの違いはなんですか?

:東京都唯一の原木市場「多摩木材センター」で購入した多摩産のスギ・ヒノキだけを使用しています。国内外の遠隔地から運ばれてくる木材と比べ、輸送にかかる環境負荷が少ない木材です。
製造元の東京都森林組合檜原加工所が製材・乾燥・加工を一貫して行っています。自然のままの木材の風合いを活かし、中低温で乾燥させ、圧縮加工や塗装などを一切行っていません。
クギや接着剤を使わずに設置できるのも特長です。

賃貸物件でも敷けますか?

:もちろん敷くことができます。
合板やクッションフロア、ピータイル、畳などの上に、クギや接着剤を使わずに設置できるので、原状復帰が可能です。
退去の際にはずしたフローリング材は、転居先で再利用できます。敷き直しの事例はこちらのブログでご覧になれます。


敷くだけだと、ガタツキが出ませんか?

:フローリング材の裏面に施した「裏じゃくり」が板を安定させ、側面の「実(さね)加工」でしっかり連結させています。そのため、平らな床の上ではガタつくことはほとんどありません。2mm以上の高低差がある場所に渡して設置する場合は、浮いてしまう部分に厚めの両面テープなど緩衝材を入れると落ち着きます。

左が表面、右が裏面。裏には「裏じゃくり」の溝があります。

フローリング材側面の凹と凸の「実」でジョイントします。


乾燥したらスキマができませんか?
  スキマができたらどうしたらいいですか?

:乾燥する季節や、エアコンの風が当たりやすい場所では、木が収縮して板と板の間にスキマが生じることがありますが、機能上の問題はありません。部屋の中央部にできたスキマは、壁際からバールやマイナスドライバーで押し、材を寄せてつめると目立たなくなります。
長手方向の溝のスキマが大きくなってきたら、一度敷き直すとスッキリします。敷き直して壁際にできたスキは、端材や割り箸などを挟み込んで押さえます。スキが大きい場合は、補足材をご注文いただけます。下のお問い合わせ先までご相談ください。

板の間に生じたスキ

敷き方について

敷くのは難しくないですか?

:カンタンです! フローリング材の側面に施した凹凸の「実(さね)加工」でジョイントし、玄能(かなづち)で軽くたたいて敷いていくだけです。柱の周りなどの細かな凹凸は、ご自身で材に印をつけ、ミニノコギリなどでカットします。手軽に楽しみながら、DIYで床が一変します。
工具の使い方や仕上がりに不安のある方、早く作業を終わらせたい方、広い面積を敷くのに人手が足りない場合などは、「敷き師」派遣をご利用ください(料金別途)。

実をはめるとき、玄能や木鎚で軽く叩くのがコツ。

敷くときにはどのような道具が必要ですか?

:フローリング材をはめこむのに、玄能(かなづち)を使います。
そのほか、柱の周りなどに凹凸のあるお部屋なら、敷きながら現場でカットするために、ミニノコギリ、透明の定規、えんぴつ、消しゴムが必要です。
キレイな仕上がりを目指すなら、普通サイズのノコギリ、ノミ、金ヤスリ、カンナもあると便利です。工具はホームセンターなどでそれぞれ1,000〜2,000円ほどで入手できます。

左はおなじみの玄能。右は金ヤスリのセット。

敷いたことによって扉の開閉ができなくなりませんか?

:『敷くだけフローリング』は厚みが15mmあるため、扉下が15mm未満の場合は対策が必要です。
①扉を外す
②扉の下辺を切る(切れない素材もあります。賃貸物件は大家さんの許可が必要です)
③扉開閉部のみ12mmの材を敷く(加工費別途)
④扉開閉部は敷かない
の4通りの解決策をご提案しています。

扉下のみ薄手の材を敷いた事例。

お手入れについて

日頃のお掃除方法は?

:無垢のスギ・ヒノキは静電気が起きづらく、ホコリが舞わないため、お掃除がカンタンです。ほうきでホコリを集めたら、すんなりちりとりに収まります。もちろん掃除機も使えます。拭き掃除をすると木の香りがよみがえります。

ほうきでささっとカンタンに掃除できます。

シミができてしまったら、どうすればいいですか?

:シンクなどの水をよく使う場所の近くでは、水が飛んでシミができがちです。水由来のシミには、市販の研磨粒子付きスポンジに水を含ませてこすると効果的です。
赤ワインやカレーなどの色の濃いものは、シミになりやすいので、こぼしたらすぐに拭き取って色の沈着を防いでください。しっかり染み付いて取れなくなったシミは、目の細かいヤスリでそっと削り取ってしまいます。


水のシミには研磨剤付きスポンジをお試しください。

重曹を使ったら、黒いシミができてしまった!

:重曹などのアルカリ性のものをこぼすと、薄い墨汁をこぼしたようなシミができてしまいます。
シミができてしまったら、クエン酸を溶かした水や酢などの酸性のもので拭いてください。中和されてシミが薄くなります。

踏むとミシミシと音が鳴ります。

:乾燥する季節になると、ミシミシという音が立つことがあります。ゆるく絞った雑巾で、材に水分を含ませてみてください。
最近の住宅は湿度がとても低く、それに合わせて材を乾燥させていますが、エアコンの風が直撃する箇所などでは一層乾燥が進みます。過度の乾燥は人体にもよくありませんよね。
人にも床材にも過ごしやすい湿度を保って、気持ちよく暮らしてください。


材が水分を含むと、ミシミシとした音が立ちにくくなります。

凹みができてしまいました。

:重いものを引きずったり、堅いものを落としたりすると、凹みができてしまうことがあります。無垢のスギ・ヒノキは、そんな凹みにも大らかです。熱湯を凹みにかけると、小さな凹みなら盛り上がって再生します。元通りとはいきませんが、気にならない程度には回復するので、お試しください。
椅子の脚や家具の底に、粘着テープ付きフェルトを貼っておくと、凹みの予防になります。

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